プレゼン資料解説篇|(三部作シリーズ番外編)

〜義母LINE攻略の全貌〜「嫁の沈黙は、準備の合図でした」〜
◆沈黙は、嫁の武装時間
ある日、すそこからの返事がぷっつり止まった。
私が「筋腫手術で帰れませんLINE」を送ってから…
既読スルー。まことくんへの連絡もゼロ。

いつもの「寂しい!」「冷たい!」「家族なんじゃから〜!」の
罪悪感三連コンボは、どこへ?
逆にこわいんですけど、この沈黙。
ということで――はい、構えましたよ。
嫁、沈黙中にスケッチブック広げて武装開始。
◆その名も「対策ノート」
黒×オレンジの目がチカチカするスケッチブックに、
みっちり書き込まれた対策メモたち。
- すそこの「感情圧力パターン」まとめ
- 罪悪感+寂しさのコンボ分析
- プレゼン用のロープレ台本(まことくん用)
- 義母LINEの読み解きマニュアル
- 「嫁が主導権を握ると許さない姑」の構造解説
ノートの端に「リアルポイント」とか書いてある時点で、
気合いの入り方がもう受験生のそれ。
◆LINEが来た!出番だ!

旦那ちゃんから「すそこからLINEが来たよ」と言われた瞬間、
私は静かにメモをめくった。

「これはあのパターンだね。
感情圧 × 責任転嫁 × 被害者モードの3点盛り。」
「だからここで、謝っちゃダメ。
むしろ“理解はしたよ”を先に言ってみて」
…まるで嫁という名の戦略参謀。
◆夫、まさかの覚醒セリフ
そして、まことくんの口から出たこのセリフ。

「俺、はっきり言う。
親父が施設に入るまでは、実家に帰らない。
そうまでしないと、何も変わらないから」
…えっ?
誰??
旦那ちゃんじゃなくて、これはもう“旦那様”やないかーーーい!!

◆沈黙=何もしてない、ではない
何も言わなかったのは、怖かったからじゃない。
私は、沈黙の裏で武装と戦略の準備をしてた。
「すそこがどのパターンで来ても迎撃できるように」って。
それを、ちゃんとまことくんに言語で渡せたことが、
このプレゼン作戦の本当の勝因だった。
◆まとめ:嫁の静寂には意味がある
嫁が静かにしてるとき、それは怯えてるんじゃない。
**「武器を研いでる時間」**なんですわ。
だから、みなさま――
義実家問題で「何も言えない自分」に落ち込みそうになったら、
「これは準備期間。私は今、沈黙という名の武器を磨いている」
そう唱えてください。
…てことで、私は自由になったGWを充実して過ごすべく計画を練るのでした
