子宮を理由にゴルフを断ったら、帰省自体がなくなった件(三部作シリーズ①)

※このブログはまだ始まったばかりですが、まずは最新の三部作からお届けします。
今後、さかのぼる記録や観察メモも、徐々に追加していく予定です📝
〜作戦名:子宮筋腫2025GW〜
「帰省しない」って、そんなに悪いこと?
…って、フラットに思ってたんです。
が、どうやら義母サイドの常識では、
「帰省しない=家族を捨てた裏切り者」くらいの大罪らしく…
帰省、といっても、年一回とかそんなレベルじゃなくて、結婚以来ずっと毎年GW・お盆・年末年始の全てを搾取されて、というね…
ちなみにすぐ帰れるような距離じゃないんですけどね。。。
300キロは軽く離れてるところなのにも関わらず。
なにしろ過去には、
こっちがちょっとでも帰省回避の空気をにごそうもんなら、
すそことカツオの最恐・感情圧コンビが即座に発動。
「帰らんということかーーーーーー?????!!!」
という
声量だけで倒せるレベルの怒号をぶちかまされ、
そのあとに続くのは――
“義と情の詰将棋”+“言葉のマシンガン”=精神攻撃MAX。
こちらの言い分を伝えようにも、
反論の余地ゼロ。
喋っても喋っても、かぶせてくる・潰してくる・
「今まで帰ってきてたのになんで帰ってこんのか!!!!!」の感情論を投げてくる。
最終的には、
こっちが「ごめんなさい」と謝って終わる流れまでがテンプレ。
――それが、我が家の「帰省という儀式」でした。
ちなみにGWって帰省するもの?
そもそもな話。子どもいないから孫の顔を見せに行くわけでもないのに、ね。
作戦名:子宮筋腫(日帰り)作戦、始動
そんな我が家の2025年GW。
わたしは静かに作戦を発動した。
というのも もう、ね。 私は限界なんです。義家族に対して。
会いたくないんです、マジで。
「子宮筋腫を理由に、帰省から自然フェードアウトする」という、超現実的回避法。
実際に筋腫はあって、膣から全身麻酔の日帰りオペってことは経験済みですからね、
仮病ではないので、まぁ一応補足まで。
で、その話を今回つかうことにしたわけです。
すそこに、LINEでこう送ってみた。

ほんとは黙っておこうかと思っていたんですけど・・
ずっと実は婦人科で様子見していた筋腫が私にはあるんですけど、
今回取ってしまおうということになって、連休前に、日帰りで処置することになったんです。
オペ自体は膣から入れて全身麻酔ですが、ちゃちゃっと終わるんで心配はいらないんですけど。
日程的にドクターの都合とかもあるんで、連休明けてからの先なのかな?と思っていたら、とりあえず空いている日があるからやっちゃおうということになったんです。
まことくんにも、まぁ 婦人科のことなんで特に今まで詳しく話したことはないんで、心配もかけたくなすて言ってなかったんですけどね。
おかあさんたちにも黙ってようと思っていたんですけど、オペ後は日常生活には支障はなくて動けるみたいなんですけど、まぁ できるだけ安静に、って感じなんで。
ゴルフも最低でも2週間はやめといた方がいいかなー、とドクターにも言われているんで、私は今回のGWはゴルフはご一緒できなさそうです。
ご迷惑にならないように、先におかあさんにはちゃんと伝えておこうと思って…。
まぁ 婦人科の話なんでね。男性陣には言いづらいです。
ポイントは、
**「行けません」じゃなくて「婦人科の都合でゴルフだけは無理そう」**という伝え方。
かつ、
“男性陣には言いにくい話なんで…”のディフェンスつき。
これはもう、
論破不可のゴールデンパッケージ。
みーぬちゃんは帰らなくていいから、まことだけ帰っておいで、になるかな?と予測していたら…
まさかの。
すそこ、沈黙。
そのLINEを読んだすそこから――
なんの反応も、なっっっっっしんぐ。
「大丈夫?」「心配してるよ」なんて、まさかのゼロ。
“触れづらすぎて見なかったことにした”疑惑、濃厚。
ていうか、さ すそこさん? あなた、私が電話を折り返さなかったり、返事が遅れただけで鬼のように怒ってましたけど、あなたは華麗にスルーするんですね・・・
すそこからの情圧メール、じわじわくる
一週間後、私にではなく、夫・まことくんにすそこからLINEが。

「まこと。元気にしているかな?
連休は帰ってこなくていいよ。
まことたちが元気にしているだけで、お母さんはそれだけでいいのだから。
帰ってきたい時に帰っておいで。
お父さんは87歳。お母さんは80歳です。
連休だから、お盆だから、お正月だからあんた達をおかあさんはしばっていたのかなー?親であれば、子どもの顔くらいと、思っていたのだけどねー」
「…少しさみしい?」
はい、出ました。察して圧構文。
「いいよ」と言いつつ、
“悲しき母”ポジションから、こちらに巧みに微圧をかけてくる。
ていうか、なんですか?この返信は。
なんでこうなるん? 年齢のアピールも最近恒例ですし。
にしても、なぜに、あなたが主導権握ってんの?
ていうか、脅しもきっちり入れ込んでるし。にしても、私に関する言及がなぜにない?
けれども全てひっくるめて、私はこうくることはお見通し。
ちゃーんと、対策を練りますし、動じませんよ。
夫からの返信(中の人:わたし)
まことくんは、のんきに「帰らんでいいってー」と言ってたけど、返信にはお困りの様子。
旦那ちゃんのフリしてわたしが代わりに返信することに。

「おかん、LINEありがとう。
これは、みーぬが送ったLINEの返事ってことでいいのかな?
正直、俺たちが”GWに帰らない”って言った訳じゃなくて、みーぬが手術のこともあるし、ゴルフは難しいってただ伝えたかっただけみたいなんだよね。
婦人科のことって話しにくいと思うし、俺も今回の話は後から知ったんだけど、
おかんからみーぬの体調のことに関して何の反応もなかったのは、
俺としてはちょっと正直ショックだったよ。
まぁ 元気でいてくれるなら、それが一番だけど、こっちの状況もちょっとだけでも、わかってくれたら嬉しいかな。」
でもすそこ、
このLINEにも、返事…ナシ。
完全にスルーを決め込んだのは、もはや確信犯。
ほんま、ずるい人間だ・・・
最後に、ようやく届いた返信
5月×日、すそこの誕生日にプレゼントを贈ったら、
ようやく届いた一言。

先ほど届きました。ありがとう。
水やり頑張ります。
…GWの話題は一切ナシ。
今回は、特技の嫌味も圧も話のすり替えも一切ナシ。
私みーぬへの体調伺いも全く一回もナシ。
これ、さぁ… 単に医療が発達してるから日帰りですんでるけど、
一昔前だったら、開腹してオペしてる案件だからね。
これに関して、一言も触れないってマジで人として、女としてどうなの?って
今回はたまたま良性だったけど、違ったかもしれないし。
「家族じゃから!」とさんざん縛りつけといて、こんな時はスルーする人間性。。。
“触れないことで帳消しにする”という、
すそこ流・問題終了の儀式。
【今回の戦い、総括】
作戦名:子宮筋腫2025GW
- 作戦内容:筋腫と麻酔とゴルフを盾に帰省を回避
- 戦果:感情圧ゼロ、怒鳴り声ゼロ、そして反論もゼロ
【勝因】
- 「婦人科系」は、義母の感情圧を無力化する最強バリア
- 「言ってないけど察して」の情報設計が効いた
- 最終的に、沈黙こそが勝利の証
【最後にひとこと】
帰省しません、じゃないんです。
帰省の話題が出ない世界線に移動しただけです。
