嫁、覚醒す。

既成事実って絶対正義なの?義実家の「不文律」をルールにさせない4つの心得

みーぬ

~不文律から既成事実化させる巧妙な罠~

このブログにたどり着いたあなたは…
もしかして、あの“よくできた姑”に見せかけた**「姑殿」**に、今まさに苦しめられていたり、片足が沼にはまりかけてズブズブと抜け出すことができずに沈み込んでいません?

わかります・・・

義実家って、どこもかしこも明文化されてない謎ルールがはびこってますからね。

「なんとなく、そうするもの」
そんな空気で成立してしまう、誰も説明してくれない不思議ルール。

でもそれこそが、のちのち私たちの未来を苦しめることになる静かなる罠でもあり、張り巡らされたトラップでもあるんですよ。

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📌そもそも「不文律」って何者?

文章や言葉でも明確に定められていないのに、なぜかみんなが守ってるルールや謎習慣。
法律でも契約書があるわけでもないのに、**「え、それ常識だよね?」**って顔されるアレです。

全部、「なんとなくそういうもんだから」で当たり前の顔をしてまかり通っているから、それに関して疑問や口出しできない謎のアレ。

…それ、ただの空気圧ですよね?

最初が肝心。空気を読むな、むしろ逆らえ。

結婚って、2人だけの世界じゃ済まないから、複雑極まりない。
相手の親の距離感次第で、わたしたちの未来がだいぶ変わってくるんだもん。

だから最初こそ、最悪のパターンを想定して動くべし!だと私は警鐘を鳴らしたい!

つまり――
空気に流されたら終わり。

優しさや、「いい子だと思われたい」なんて自分のエゴは最初に封印しておいてちょうどいい位。
それ、地獄の入り口かもしれないから。

今回は、いつのまにか姑に心を乗っ取られないために、私たちが結婚初期にこそ意識すべきだった「心得」についてお話ししていきます。


なぜ「既成事実化」させてはいけないのか

うちの姑・すそこ様のようにぐいぐい距離感を詰めてくるタイプの場合は、特に細心の注意が必要です。

このお方、結婚直後(いや、それ以前)から
人の家の玄関を勝手に作った合鍵で同意なくこじ開けて、
部屋のドアを許可なく次々と開けまくって、
足をスライディングして締めようとするドアを無理くり開かせてくる
しかも土足でズカズカと入り込んでくるタイプでしたからね・・・

(もちろん比喩ですけど これくらいのことをされているくらいの領空侵犯をされてます)

昨日まで赤の他人だった人が、ある日を境に「家族だから♪」というフレーズを大義名分に、
距離感ガン無視で土足で私のテリトリーの中に優先順位を飛び越えて先頭に悪気なくしかも堂々と割り込んできちゃう日々はもうホラーですから。

だからこそ、まずは、「一定の距離感を保つこと!」に全集中する
危機管理の意識を高くもっておくことが、なによりも大事になってくる訳です。

もし、良かれと思って義実家の不文律を受け入れてしまったら… その先に待っているのは地獄。

  • 「やるのが当然」と思われ、感謝のかけらもなくなる
  • こちらは強制はしていない、と相手側に言い逃れをされる。
  • 一度できた習慣を修正するには、並々ならぬ労力と気力が必要になる

嫁側としては、自分の希望は引っ込めて、良かれと思って尽くしている。
それなのに、義家族の認識はまったく違うこの不条理がモヤモヤするのよ~・・・

不文律をうやむやのまま受け入れることは、「YES」と言っているのと同じ。
気づいた時には、それが**「既成事実」**となり、あなたを縛り付けるルールへと姿を変えてくるのだから。

これ、ほんと大事。
スルーしたら最後、“当然”が“義務”に進化しちゃいますから。


で、不文律に異を唱えず、その文化に流されたまんま受け入れてしまうと、こうなる👇

  • やってもらって当然モードに突入(感謝ゼロ)
  • 「それはうちのルールだから!」といきなり明文化してくる
  • よかれと思ってしていたことを利用されて、相手側の都合のいいように事実を湾曲される。
  • 既成事実を根拠にして、事実を盾に反論してくる。
  • 今更、なんで?と疑問さえ口にできなくなる。
  • 一度習慣化したら、修正にはとてつもない労力とともにHPとMPが消費され、ズタボロになる。

たった一言、感謝の言葉というか気持ちだけでも持ってくれていればまだ救われてたと思うし、
何より、こちらの善意につけこんで、自分のペースへと巻き込んで、自分の都合のいいように事実を捻じ曲げて、話をすり替えてくるからこっちはモヤモヤしちゃうのよ。

そして気づけば、あの不文律が**「既成事実」**として立ちはだかって、もはや守るべき規則として明文化されているだけでなく、罰則付きの法律として存在しちゃうのです。


私らの人生を縛るロープ…いや見えない鎖となって雁字がらめに縛り付けられている――そんな現状になっちゃう、というからくり構造な訳です。


心を乗っ取られないための4つの心得

では、どうすればその巧妙な罠を回避できるのか。
私が過去の自分に伝えたい、義実家メンバーと向き合う際の4つのサバイバル心得です。

① 第一印象は信用しない

これはひねくれた私の持論だけど、経験上、意外と本当に当たります。
初対面からやけにニコニコと愛想のいい人は、どうも胡散臭い。
油断させて、どこまでも付け込むための作戦?って思っちゃう。
人見知り同士が、お互いに様子をうかがいながら「あ、なんか同じ匂いがする…」と少しずつ距離を縮めていく。そんな関係の方が、よっぽど信用できるし本当の安心感があるんだよな~。

② 美味しい話は、だいたい罠。

「話のわかるお姑さんでよかった♪」
…そう思った瞬間が、最大の危機。それこそが相手の思うツボ。

それ、“警戒心ゼロ嫁”の完成形ってことで、
脇がガラ空きになったところを、どこまでも付け込まれて浸食されるぞ!

前に言ってた事は簡単に覆されるし、そんな事は言ってないとそしらぬふりをして、とぼけてきます。

こっちの警戒心を解くための手段なだけです。

③ 自分をよく見せて気に入られようとするな!

「嫌われたくない」って気持ち、そりゃあるよ。
でもね、何をしたって“都合のいいように”解釈されるのが義家族ってもの。

だから猫をかぶって頑張るの、意味ないんです。
むしろ、最初から「嫌われても仕方ない」くらいのスタンスでちょうどいい。

自分を守るためには、媚びない勇気も必要です。

④ 明文化しないルールには、バカなふりをして疑問やツッコミを入れろ!

「え? なんでですか?」
話が勝手に進んでいたら、その都度、指差し確認!
それぞれ別の家庭で育ったのだから、文化が違うのは当たり前。
「ヨメだから」といって、義実家の文化に合わせるのが当然って空気は拒否してよし!
「うちはこうだから」なんて文化、知らんがなです。
そんな必要なんて、これっぽっちもない。

義実家で空気をよんで「いい嫁」を演じたら、その時点で負け。 賢さは必要ない。
バカなふりがちょうどいい。

みーぬ
みーぬ

義実家で空気を読みすぎて「いい嫁」演じたら、終了のお知らせ。
必要なのは賢さじゃない、“天然力”と“演技力”です。


まとめ:あなたの「違和感」こそが真実

ここで大事なのは、「意を唱えろ!」ということじゃないんだよね。
VS構造を作りたいわけじゃない。

ここで言いたいのは、「戦え!」じゃないの。
義母とバチバチやり合えとかじゃなくて、

ただ、**「不文律をそのまま飲み込むのはやめよ」**ということです。

もし、姑や義家族に直接言えないとしても、**旦那さんには必ず伝えること。**
これが本当に大事だと思う。

旦那さんsは、姑の世界観の中で育ってきてるからといって理解できないわけじゃない。
ただ悪気なく、それが「当たり前」だと思っている可能性が高いだけだと思うから。

「わかってよ!」と嘆くだけじゃ彼には伝わらない。

言いにくいことこそ、自分の言葉でちゃんと届ける!
その小さな一歩が、未来を変えたり守る力になると思うからさっ

最後にもう一度

私たちが感じる「違和感」は、絶対に正しい。というより、心が叫んでる大事なSOS。
どうか、その心の声を無視しないでーーーー
見逃さないで、スルーしないでーーーーー
過去の自分へのエールでした。

🔜次回予告!

次回は、「連休の帰省は義務でありルール!」という既成事実を、
わたしがどうやってぶっ壊していったのか――その実録をお送りします。

ここから先は、泥臭くて笑える嫁の反逆劇場。はじまるよーーーーー

ABOUT ME
みーぬ
みーぬ
観察系記録ライター
義母との複雑な関係をきっかけに、 “家庭”という名の舞台に仕込まれた違和感を見逃さず、 観察・分析・記録を始めました。 このブログでは、 心を守るための言葉を綴っています。 最初は、誰にも言えない気持ちの吐き出し。 でも、記録しながら自分の感覚を取り戻し、 今は“自分で自分を守れる言葉”を紡いでいます。 私にとって「書くこと」は、 日々のズレや不安から自分を切り離す、小さなサバイバル術です
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