最近よく聞く「マニピュレーター」って?

〜“あんないい人が”の仮面に要注意〜
🐑その違和感、正解です。
「マニピュレーター」
私もブログの中でちょいちょいちらつかせてましたけど、ここで、あらためてご説明を。
私は初めて耳にしたとき、
え、マニピュ? マニュピ?? なんちゃらレーターってことは何かをする人?
言葉は最初耳慣れなかったけど、その意味を知ったときの衝撃は、一生忘れられない。
久々に脳がバチンと光った感じ。
ズバリ、「マニピュレーター」とは、
“見えない地雷を笑顔で仕掛けてくる人”のこと。
見た目は、めちゃくちゃ「いい人」。
でも実態は、羊の皮を被った狼。
しかもその羊はとても優しげでもあり、包容力も感じさせて高貴な雰囲気をまとっている。
マニュピレーターを直訳すると「操る者」という意味。他人をずる賢いやり方で操作したり、陥れたりしようとする人間を指す。
だから私はモヤモヤしてたんか!!
だけど、私の違和感は合ってたんだ!!
羊の皮を被った狼!!! まさにーーーーーー!!!!
いい人の仮面を被って、相手を巧みに操ったり陥れたり…。そりゃ、その矛盾に苦しむわけだよ。
罪悪感を使ったコントロールをされてたんかー!
⚡️私がその言葉に出会った日のこと
あの頃の私は、姑・すそこの言動にモヤモヤしっぱなし。
- 「なんで私、こんなに苦しいの?」
- 「いや、でも悪気があるように思うのは私だけ…?」
- 「いや、私の心が狭いってこと…?」
- 「でも、この引っかかりは何?」
- 「連休をいつの間にか乗っ取られてない? なのに感謝どころか、何で不満ばっか言われて責められてる?」
- 「別に悪いことしてないのに、なんでこんなに罪悪感をもってしまうの?」
↑
いま思えば、これってマニピュレーターに支配されてるサインなのに。
でも当時はわからなかった。確信が持てなかった。
だから、夜な夜なベッドに横たわりながらスマホで検索。
- 「姑 いい人 でもモヤモヤ」
- 「善意 疲れる」
- 「感謝しなきゃと思うけど しんどい」
- 「断ると怒る 罪悪感 コントロール」
…そんなとき、目に飛び込んできたんです。
『マニピュレーター』という言葉が。
「これだーーー!!」って夜中に飛び上がりそうになった。
心の中で叫びながらのガッツポーズ。
📚私は本をポチった。即ポチった。
読みながら、うなずきすぎて首もげそうだった。
そして確信。
「すそこの正体、ついに見破った…!」
🐺マニピュレーターの特徴:
“いい人”の仮面が鉄壁すぎる件
マニピュレーターの恐ろしいところは、
「明らかな意地悪はしない」
「むしろ“いい人”に見せるのが上手」
というところ。
たとえば…実例①
「お母さん、みーぬちゃんが送ってくれた花の写真見たよ。おかあさんも、そんな花巡りする余裕がある人生を歩んでみたかった。何十年も必死で働いてきたから、そんな暇なかったんよ
これに続く実際のLINE画像もつけちゃいましょう
もっともっとたくさんの綺麗な花を見て、心も綺麗になってほしいとおかあさんは思います。

📝要約すると…
花を見に行ける時間のあるあなたは“優雅”で“暇” 自分は必死で働いて、そんな時間はなかった。 だからあなたは「花を見て少しでもお母さんを見習って心を綺麗にしなさい」
お母さんはもう“後がない” ⇒ 結果:老い先短い私には後にも先にももうそんな優雅な自分の時間なんてない、の悲劇のヒロインアピール。構ってちゃん発動でそんなことないですよ待ち。
🌫やさしさという名のマウント
当時は私の心がいかにも綺麗じゃないみたいな言い方に腹の中が煮えくり返りましたよ。
モヤモヤが止まらなくって、珍しく怒りもふつふつ湧き上がってきて、しばらくちょっと引きずりました。
だけど、それだけが理由でもなくて、当時は何が引っかかってるのか自分でも言語化できなかったけど…
でも今なら、ハッキリ言える。
これ、完全に悪口や嫌味やん
だけどそれだけじゃない!
“言い逃れできるギリギリ”を攻めた言い方!!!
それがより一層、罪深いんだよ!!
「私の心がまるで汚いみたいじゃないですか」ともし返信したとしたら、「ひどい!! そんなつもりはないのに!!」と私が悪者になるもの。
かといって、どう返したらいいのか…迷った挙句に下手に応戦しないで当時はスタンプで適当に返したんだよね。
今ならこう返す

「お母さんも、綺麗なお花の写真をたくさん見て、もっともっと心も綺麗になってほしいと私は思います」
ってマジで返信したい。自分の言ったことが返ってくるから私のこと責められないでしょ😛
もしくは、「ますます綺麗になれるよう精進します」と、あなたの攻撃ではダメージ喰らってませんから!というようにでも返すかな
💣プラスαの私の心のツッコミ
「いやいやいや、花巡りをしてみたかったってオーバーな。私は家の近くの無料の公園で見ただけですけど!?」
「そんな時間もあなたはないってこと?」
「ていうか… あなた、週1、2でゴルフ行ってるよね!?」
「パチンコにもしょっちゅう行ってるじゃん…!」
「長電話ばっかりしてるから時間がないんじゃないの?!」
「ついでに言うと、連絡をしてこい!って言うからこっちは毎回LINEのネタ考えるのに必死なんですけど? 花の写真送るくらいしかネタないっつーの!!」
…と今なら全力で突っ込みまくれるけど、
当時は地味に、静かに、心が削られて無駄に傷ついて、モヤの森を彷徨い続けてました。
👁🗨彼女らの地味に怖い手口
- あえて「誰にでもわかる」ような意地悪はしない
- 善意や常識を装って、支配の空気をつくる
- 自分は何もしていない風で、相手に罪悪感を持たせる
- しかも本人に悪気がないようにすら見える
- だから、周囲はだいたい騙される(←ここが一番の地獄)
🛡戦わない。気づいて、距離を取る。
マニピュレーターに真っ向勝負は無理ゲーです。
彼女らは自分が“被害者”になって、こっちを“加害者”に仕立てるのが超うまい。
だから、こっちがすべきことは一つ。
「気づいて、名付けて、距離をとる」
これが最強の対策。
「モヤモヤしてたの、私のせいじゃなかった!」
そう気づけた瞬間から、心がスッと軽くなるから。
✅まとめ
- 「説明できないけど、モヤる」→マニピュレーターの可能性あり
- 「いい人に見えるから誰にも言えない」→それ、相手の戦略
- 「私が悪いのかも…」→それ、まさに術中です
📚この記事で紹介した本はこちら!
📖『他人を支配したがる人たち~身近にいるマニピュレータの脅威』ジョージ・K・サイモン
文庫 他人を支配したがる人たち 身近にいる「マニピュレーター」の脅威 (草思社文庫) [ ジョージ・サイモン ] 価格:880円(税込、送料無料) (2025/6/11時点) 楽天で購入 |
モヤの原野で立ち尽くしている方・モヤの樹海で彷徨っている方は是非良ければ読んでみてください。
🎁最後に…
この記事を読んで「もしかして…」と思ったあなた。
その直感は合ってます。
その違和感、大事にしてね
その違和感は、あなたの感覚が正常な証拠だから。
どうか自分を責めずに。
気づけたあなたは、もう一歩自由に近づいてるからね。
