「なんで?理由を言え!」に理由を答えてはいけない
うちの姑すそこ様から「電話をしなさい」とは、言われます(-_-;)。はい、当たり前に。
しかも、しょっちゅう。昔から。
でも、正直これはまだあしらえるといいますか。
だって「しなさい」に対して行動するかどうかは、こっちの手の中にあるからね。やるかやらないかは、まだこっちに決める権利が残されてる。
もちろん嫌は嫌だけど(^-^;、感情圧が強いとはいえ、はいはい、くらいには受け流せます。
親の「宿題しなさい」に「はーい(気が向いたらね)」って返すやつ、と一緒みたいな。
言葉としては命令されてはいるものの、そんなに精神的に追いつめられることもなく、気を遣う姑とはいえ、受け流せる棚に置けるんだけど
でもね~…
本当にしんどいのは、もうひとつの型のほう。

なんで電話してこんのじゃ!
理由を言え!!!! なんでなん???
電話をかけてこない理由はなんなん?! わけを言うてみい!
なぜか、姑すそこ様を筆頭に義家族の方々は揃いも揃って怒り狂ったときに、必ず執拗に理由をもとめてきて、私達の口から言わせようとしてくる。
これが来た瞬間、こっちは袋のネズミ(˃̣̣̥⌓˂̣̣̥)
言わなければ言わないで永遠に詰められるし、何を言ったってだめだと肌感でわかるから下手なことは言えないし、電話をかけてないという罪悪感が自分の側にもあるから、強くも言えない。どつぼにはまっていく未来だけが、はっきり見える(>_<)
うぅぅ。 というのも、昔の私は真面目というよりも、あしらい方がへたくそだったから、馬鹿正直に向き合っちゃいまして・・・。
その結果どうなったかというと…… まんまと言わされて、姑すそこ様がむさぼり食う餌をまき散らしまくっていました。 撒き餌よ、撒き餌。
自分で自分の首を絞めてたわ~・・・ だから総攻撃を食らう。撒き餌の分だけ、あとからきっちり請求もくる(-_-;)
というわけで今回は、「理由を聞かれたときに、理由を答えてはいけない」という話をお届けします。
ていうか、電話をかけたくなるような姑じゃない、ってことにまず気づけっ!

「しなさい」はあしらえる。「なんで」は袋のネズミ
まず整理すると、
同じ電話の催促でも、この二つは全く別の生物なんだよね。
命令型(〜しなさい)は、返事が「はい」でも「いいえ」でも、やる・やらないの意思は自分に残る。だから消耗はしても、追いつめられはしない。だけど

電話のひとつもなんでよこさないんじゃ? なんで???
あんたらは親のことが心配じゃないんか?!
電話をかけない深い理由でもあるんだったら、ここでゆうてみい!!
理由請求型(なんで〜せんのじゃ)は、こっちが理由を差し出すまで終わらない。自白するまで延々と追及されて決して終わらない。
しかも、平和な日常の場面で、突如いきなり取り調べが始まって、いつの間にやら昔の小学校であった学級会のように議題に勝手にあがっていて吊し上げられる。
な、なに????
突然すぎるんですけどぉぉ

帰省した何気ないいつものリビングでまったりしていただけなのに、突然すそこ様がわたしたちを逮捕して、自白させようと執拗に追い詰めてくる。すそこ様お得意の追及の技で。
言いたくないなら言わなくていいの世界観はまるでなく、言わないことは何か後ろめたい事があるからじゃろ! 家族なんじゃから本音で言われー!、と無茶苦茶な理屈でとにかく感情圧だけで責め立ててくる。親のことが心配じゃないんか、親に育ててもらって、と恩着せがましい言い方で電話をしてこない子どもは親不孝者!の世界観で、追いつめてくる。
親のことを気にかけて電話をするんは当たり前。あんたらは冷たい! 親のことが心配じゃないんか!!!! 親のことが心配じゃあいうんならなんで電話をかけてこんの!!!!

ていうかさぁ 電話をかけない理由を言わせるって、あくどすぎません? ポジティブな理由なわけないじゃん。
責め立てられる理由がほしいだけやん。
で、電話をしますと約束させたいだけでしょ
そう。すそこ様がやるいつもの手段。言わせて、謝罪させて、反省させて、もうやりません。これからはちゃんと電話します、と誓わせるだけのただの儀式。
これって、一見すそこ様が得してるようにみえるのだけど、ここで深堀ね。
わたしは、これをされた時にすそこ様への不満や嫌悪感が一気に増幅したんです。つまり信頼感が一気に消え失せた。馬鹿らしくなって、怒られる筋合いなくねぇか?ってふっと冷静になった。

今まで、あんたらが当たり前のように帰省を望んでくるから、結婚以来 ずっと長期連休(GW・お盆・年末年始)に帰省してきてるのに、あんたらは冷たいだとぉぉぉぉ???????
ふざけんな!
感謝されてもいいはずなのに、この人たちには常識が通じない。
いつの間にか既成事実になってるし、要求はエスカレートする一方だけだ・・・
方向転換しないと大変なことになるかも
今までは、会いにさえいえばよくしてくれてた。
それが、突然始まったわたしたちへの糾弾。
すそこ様は常に要求がエスカレートする。満足することは永遠になく終わる事はない、ってはっきりと気づいた瞬間でもあったんだよね。
でも、そんなことになっているとは気づかない姑すそこ様は、調子に乗りまくって、自ら検察官となってわたしたちを起訴して、さらにはいつの間にか裁判所に場面転換されていて、わたしたちは被告席になっている構図に。
自白をさせようと躍起になっていて、本人たちにとっては正義なんでしょうけど責め立ててくる。
で、あなたの役目は、検察官から裁判官に成り代わって、審査するんでしょ。そして、即日結審するわけよね。
(このあたりの実録は覚醒クロニクル・完結編と、平日昼間の電話の正体にみっちり書いてます)
仕事が忙しくて→「そんなんじゃないやろ!!!!!」。
予定があって→「できない訳はないやろう!!!!!」。
適当にごまかそうものなら、この調子で拷問は続行。
すそこ様が納得する答えが出るまで、解放はされません。
審査に通る答えは、ひとつしかなかった
で、、面倒くさくなって追いつめられ切った私がこう言うと

すいません。面倒くさくて・・・
すると、どうなったかというと・・・
急にパァーっと気が晴れたような顔つきに変わって、満足そうに。

それなら納得じゃ。
……で、拷問がようやく終了。
あれ? ちょっと待って。え? ここで終了?(-_-;)
意味わからんのだけど? 普通なら「面倒くさいってなんじゃ!」って、そこから更なる拷問が続いてもいいはずなのに、そこで終わる不思議。
今だからこうやって帳簿で並べてみて、やっとわかったことでもあるんだけど。
仕事も体調も予定も、通常よくある事情系の理由は全部却下。受理された答えは、たったひとつ——「私の非」を自白させたことだけ。
つまりあの拷問審査は事情を審査してるんじゃなくて、自白が出てくるまで閉廷しない仕組みだった、
そして閉廷と同時に、次の手続きが始まる。あなたは今、めんどくさいから電話をしなかったと非を認めましたよね? で、どうするわけ? これからあなたはどうしたらいいと思う訳?——と畳みかけられて、こちらの口から言わされる。
「一か月に一回は、こちらから必ず電話をします」
「はい。そうしなさい」
自白→誓約書にサイン→閉廷。
そしてこの誓約書は、次の月からの請求書の根拠になる(約束が枷になる仕組みの回参照)。
理由を答えるって、こういう契約書に向かって歩くことだったのか・・・って思うと本当に萎える。
今になって思うんだけど、あれ、選んで言ったんじゃないのよね。
さっき並べた通り、忙しいも予定も潰される。じゃあ本当の理由は? ……さすがに言えるわけないじゃん? (あなたのことが嫌いだからとか? なーんてね(;’∀’) …アセアセ💦)
出口が順番に塞がれていって、最後に残ってたのが「ついつい面倒くさくて後まわしにしてました」だけだった。
だから、言ったっていうより、言わされた。
この出来事がいつだったかは、記憶はさだかではないんだけど、時期的にコロナ禍の後だったと思う。わたしが覚醒する頃だった覚えがあるんで。全て、状況って重なるよねぇ(~_~;)
なぜ「なんで」で来るのか——三枚重ねの構造
うちの記録をこうして並べてみると、「なんで」には少なくとも三枚の機能が重なって見えるな、と。
一枚目:供給は「当然」、止まったら届を提出。
電話も帰省も、あちらの世界観では「もらえて当然の定期便」。
だから止まると、「なんで止めた」の説明が必要——いわば理由を記載した届の提出を求められるわけ。提出しないと認められない、って、ここ会社ですか?
「あんたらがかけてくれへんのやから仕方なくこっちからかけている」——かけてこないこちらが「欠勤」扱い、という前提がもう染み込んでるのよね(この生セリフの現場は元SVの塩対応術の回にて)。
二枚目:こちらの決定が「承認待ちの申請」に化ける
これはうちの帳簿でもかなり上位の発見。第4話で書いた、このセリフ。
「ほんまにみーぬちゃんの力を借りたいっていうときは、おかあさんから言うから」
翻訳すると——来ることを決めるのは私。あんたじゃない。
こちらが「行く」といえば、つじつまがあわなくなるから来なくていい。頼んだ時にだけくればいい。心配だけして、気に掛けるだけしてればいい、ってこと。
かといって、こちらから何もアクションを出さなければ、「なんでもっと会いに来ないんじゃ!」「電話くらいできるやろ」と詰められる。
あんまりにも、都合よすぎません? (-_-;)
こちらの「行く・行かない」「する・しない」は、私の決定じゃなくて審査待ちの申請書に格下げされる。
しかも審査基準はすそこ基準。
三枚目:JADEという罠(これは一般論の話)
ここは海の向こうの知恵の紹介コーナー。対人関係の自衛の世界には「Don’t JADE」という標語があるんだそうで。
- Justify(正当化しない)
- Argue(議論しない)
- Defend(弁明しない)
- Explain(説明しない)
つまり「相手の土俵で理由を語り始めた時点で、話が長引いて消耗する」から、この4つをやるな、と。
私がじんわり来たのは中身よりも、この標語がわざわざ作られて流通しているという事実のほう。世界中に、理由を答えて消耗してきた人がそれだけいるってことだもんね。
仲間、多すぎん?(~_~;) まぁ 心強くはあるか
うちで観察された「答えるほど審査が増える」動きと、きれいに重なって見えました。
『理由を言え』は質問じゃなく召喚状——健全な「なんで?」との見分け方
もちろん、世の中の「なんで?」が全部罠なわけじゃない。
純粋に事情を知りたいだけの「なんで?」は、もちろんあるから。
じゃあどう見分けるか。うちの帳簿の判定基準は、たったひとつ。
これまでに、出した理由が受理されたことがあるか。
受理された実績があるなら、それは質問。ゼロなら、それは質問の形をした召喚状。
うちの実績を確認してみると——父の葬儀のとき、コロナ禍で県をまたぐ移動は自粛の時期ですから、という理由を出しても返ってきたのは「そういう訳にはいかんのよ」でした(その一部始終はこちら)。
世間的にこれ以上ないレベルの理由でも、通らないのよね。
さすがのすそこ様クオリティ。受理実績、堂々のゼロはさすがっすね。
ちなみに電話だと、これに「そういうもんなんよ」という浅めの断定が乗ってきて、こちらが「そうですね」と署名するまで閉廷しないシステムも搭載されてます。
判決が最初から決まってる法廷なんだから、召喚状に出廷して開廷させたら、その時点で負けなのよ。
だから電話したくないのよ・・・ 24時間無休の無料のコールセンターちゃうからね。嫁は。(→実況はこちら)
「私が至らないんですけど」は蓋か、餌か
もうひとつ、昔の私がよくやってた失敗がこれ。角を立てたくなくて、理由の頭に「私が至らないんですけど……」って付けるやつ。
これね、相手によって化学変化がまるで違う。
中立な聞き手が相手なら「いえいえそんな」で話が丸く収まって、これは蓋になると思うんだけど、
でも相手がマニピュレーター気質だと、これは餌になる。
その場では「そんなことないんよぉ」と優しく拾われて、半年後に「あんたも自分で言うとったじゃろ」という証文になって返ってくる。
さっきの「面倒くさくて」の自白と、まったく同じ棚に保管されるわけ。
自分の口から出た謙遜が、署名済みの調書として管理されてるこわさったらないよぉぉ
(この仕組みの理論編は「悪く取ったらいけん構文」の回でどうぞ)
対戦相手で、最終形は変わる
だから私の結論は、相手によって二段階になってます。
- 敬意のある相手には——理由を言うなら自分の分だけ。自分の事情だけを話す。
- 受理実績ゼロの相手には——誰の分も言わない。自分の分すら出さない
後者は要するに、風を起こさないってこと(無風三原則の親戚です)。
理由の在庫はゼロです
で、実際の運用。
「なんで?」が来たら、うちでは理由の在庫はゼロという設定で営業してます。
「なぜ」には答えない。答えるのは「どうなってるか」だけ。
基本的には私は窓口には立たない。アクションは全てだんなちゃんに委ねる。
- 「連絡は、必要があるときにしています」
- 「うちでは、そういう決まりにしています」
- 「その話は、まことくんに聞いてもらえますか」
これを壊れたレコードで繰り返すだけ。理由を足さない。言い方も変えない。そして理由請求そのものは、窓口(だんなちゃん)行きの便に載せ替える。
あと、在庫ゼロなのは理由だけじゃなくて約束も。閉廷したさに「これからは○○します」と言った一言が、翌月からの請求書の根拠になるのは、うちの帳簿で実証済みなので。
ポイントは、塩対応術の回で書いた「成功体験を与えない」と同じ一本の線だということ。
理由を一度でも引き出せた成功体験は、次の「なんで」の燃料になっちゃうから。だからとにかく在庫ゼロにして、期待を持たせない。取り寄せもしません。サービス悪くて上等!
念のため。
これは「こうすべき」という話じゃなくて、答え続けた十数年と、答えるのをやめてからの数年を並べた、うちの帳簿の記録のおはなし。
おかげさまで 今は経営状態が無理なく健全です(”◇”)ゞ
