嫁は義実家でお風呂に入りたくない真実

みーぬ

義実家に滞在してる時のお風呂って、何気に嫁を悩ませる。

例えば、お風呂の順番。

“先に入りなさい”と言われても、その言葉にそのまんま甘えて断らずに入るべきなのか、遠慮して最後に入るべきなのか、さえ正解が分からず最初は特に超絶に悩みましたから。

先に入れ、と言われても、後がつまっているかと思うとゆっくり入ることさえできないのも地味にストレス。

すっぴんを見られたくない子だっている。

お風呂って、身体をきれいにするだけじゃなくってリラックスタイムだからね

自分の家なり、自分だけの世界でのんびりと過ごしたいのよ、こっちは。
義実家での滞在で疲れ切ってるんで・・・

疲れをのんびりとお風呂タイムで癒させてくれ~!!!

だから、泊まる場面でなくても、義実家が「遅くなっちゃったからお風呂だけでも入っていきなさい」って言ったりする人いるじゃない?

あれ、はっきり言って迷惑ですから。
お風呂に入るつもりもないから、着替えや、他もろもろ準備も揃ってない中で、入れなんて地獄へのお誘いですよ、それは。
スキンケアを舐めないでくださいね。
それが、どれだけ無神経な提案かわかってます?って物申したい。

だけど、そうやってすすめる人に限って、相手が遠慮したり断ったりすると気分を害されたりするし、中には怒ってくる人もいるんだよね~…

みんなの声
みんなの声

嫁に気を遣ってるようで、いい人ぶってるけど、あえて言わない人の方が気を遣える人なんですよーーー

入りたかったり、入る必要があればこちらからお願いしますから。


で、話は戻って 私の話。

義実家に泊まるとなると、お風呂を入らなきゃいけないのもほんと地味に嫌なのよ。
だから泊まりたくないっていう理由の大きなひとつでもあったからね。

今なら、もし入ることになっても、湯舟にはつからずに、さっさとシャワーを浴びて出るけど、それでもやっぱり嫌~なもんです。

というのも、例えシャワーであったとしても、順番的には私がすそこ様より先に入らせてもらう形になるから、出たあとも新たな地雷原が待っている…。

「おかあさん、お風呂お先に頂きました。ありがとうございます」――そう言うべきか、言わない方がいいのか問題。

「なんじゃあ、水くさい」と他人行儀でムカつかれるのか、

「姑より先に入っておいて、お礼の一言もないんか!」と怒られるのか。

もう、どっちの地雷を踏むかのチキンレース。

結局、すそこ様は、気が利かない嫁バージョンにご機嫌を損ねる方がリスク高そうで言ってみたら、

それはそれで正解でした。ほっ

でも、他にも地味な問題は山積。

ドライヤーを使うべきか、髪の毛をどこで乾かすべきなのかも毎回悩むし。答えがわからない。

もちろん場所は洗面所になるんだけど、おふろの脱衣所と場所がかぶっているから、お風呂に誰かが入っている間は洗面所に立ち入りができないから困ってしまう。
義実家の場合は、お風呂に入ってる間にその扉を開けることはなぜだか厳禁な文化があるし。

わたしが、一度旦那ちゃんがお風呂に入ってるときに、ちょっと洗面所に用があって扉を開けたんだけど、それだけでもすそこ様に咎められたんだよね。

え? 旦那ちゃんでもダメな訳? しかも一瞬だったのに・・・

それから、私は妙にびくびくしてしまって、自分がその空間にいる時は、とにかく一刻でも早く明け渡さなくてはいけないという呪縛に縛られる羽目になっていた気がする…

ドライヤーで乾かしてから出ればいい、と言われても、(次に入る人がおるのに、呑気にドライヤーで乾かして、なんて気の利かない嫁なんだ)と陰口確定なので、聞くに聞けないし、お願いもできないわけです。

家族の出待ちがある中、時間がかなり遅くなっているので、最後のすそこ様に早い事バトンタッチしなくちゃ!と焦るわたし。

結果……

  • 髪の毛はタオルドライだけして、とりあえず出る。
  • 髪の毛はすぐに乾かせないから、自然乾燥
  • くせ毛がうねうねうねる…爆発する!

多分、世の中のほとんどの嫁がドライヤーで乾かすことができず、タオルドライだけでお風呂から上がってるはず。
次に入る人が今か今かと待ち構えてるからね。

という訳で、すぐにドライヤーが使えないから、わたしの髪の毛は自然乾燥して髪がうねる・爆発して、翌朝の髪の毛は悲劇そのものとなるわけです。

みーぬ
みーぬ

完全に乾かさないと、髪の毛が爆発してうねうねうねるくせ毛人間はほんとぉぉぉに地味にストレスなのぉぉぉ・・・

私が出ても、すそこ様はすぐに入ったり、入らなかったりで行動も予測不可能。

その間もわたしの髪の毛はうねうね悪さをし続けているから、私は一刻も早く乾かしたいけど、洗面所を独占するわけにはいかない空気感が充満してるわけですよ・・・

すそこ様がお風呂に入ってる間は、当然、洗面所にも立ち入りができないので、髪の毛を乾かす場所にも困って居場所がなく私は難民状態と化します。

鏡があるところでしたくても義実家には鏡台もなく、洗面所しかないわけで・・・ でも、洗面所には立ち入れないからタオルドライし続けるしかない。私はひたすら、タオルでぱんぱんパンパン水分をとっていく。

🗣️ 「言えばいいじゃん!」は禁句!

言いたくても言えない空気ってあるんだから。

その「どこまで気を遣わなきゃいけないかの境目」が微妙だから、こんなにもストレスなんだってばっ

身なりに関してもそう。

そもそも服装も困る。

私服に着替えるのか、パジャマで出るべきなのか、ブラをつけるべきなのかどうかさえ気をつかう。

本当はノーブラでいたいのに、それもできない。

ていうか、本当に

とりあえず後ろに人がいないと思うだけで、気が楽なので本当は最後に入りたい。

でも、入りなさいと言われれば入らなくてはいけないからモヤモヤする。

みーぬ
みーぬ

出た後にお風呂掃除もしたいんで、おかあさん どうぞ先に入ってください

姑すそこ
姑すそこ

おふろの残り湯は洗濯に使うんじゃから、掃除してもろたら困るんよ。
いいから先に入っちゃいなさい

みーぬ
みーぬ

(ううぅ… それ、言うかぁぁぁ・・・ なんも言えなくなるやつ。)

最後にのんびりと入って、掃除をする方がどんなにか気が楽か。。。

あと、お風呂に関して言えば・・・ 正直に言います。

湯船にも浸かりたくない。。。

あと、椅子にも座りたくない。

だからいつも、座る勇気を持てなくて少し浮かせて空気椅子で身体を洗ってました。。。
筋肉がないんで、足をぷるぷる震わせながら。

ちなみにこれは、ウニ男さん(舅)やカツオ(義兄)が触れたものに、間接的にとはいえ肌が直接触れるのが無理……という、私自身の心の問題です。本当にごめんなさい、だけど生理的に無理なんです。

今思えば、
そんな無理しなくても立ってシャワーだけにしときゃよかったのに、とは思う(^-^;)

あとですね・・・

極めつけが昭和の文化なのかしら… これは。

もうこれは長年のそれぞれの家庭の文化だからしょうがないのかもしれないけれど、多分 身体を洗うボディタオルもおいてないのよね。あるのは、濡れた1枚のタオルのみ。

多分、ひとつのタオルを家族で使いまわしてる・・・。

液体タイプのボディーソープもないので、石鹸だし。

キャーーー

石鹸。。。

そのいつ洗ったかわからない雑菌の温床のタオルに、直接、各自が石鹸を擦り付けてるわけよね?

確かに、、、 昭和なら、そんな時代もあったよね と中島みゆきの曲が流れてくるけど…

未だにやりますか。

ボディーソープ、個人ごとのナイロンタイプやスポンジを頑なに拒むその文化って一体…。

私はその石鹸を使うのも躊躇われ、、、

旅行用の小さいボトルに入れて持ってきてよかったと私は心の底から安堵しましたからね。

それに

怖いのが、そこに存在している詰め替えのシャンプーボトル。

一体何年前のやつよ、それ…。

もはや化石やん。石灰化してるじゃん…

ツルツルのプラスチックが、経年劣化でマット仕上げになっちゃってんじゃん…

中身は何年も前に違う銘柄のを混ぜて詰めた“謎ブレンドシャンプー”仕立てでしょ、それ。

で、おそらく詰め替え時の“ちょい残り”を注ぎ足してるからカオス。

泡立たなさそ〜…

よ、よかった。。。

ほんと、持ってきてて。


最後に

身体の疲れを癒すはずのお風呂が、なぜか精神をすり減らす「拷問タイム」に変貌する真実、いかがでしたでしょうか?

「身体を清めて、一刻も早く明け渡さなければいけない」という使命感との戦いは、もうしたくないんで、私はこれからもホテルに泊まって、翌日に備えてパワーチャージ!!!

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ABOUT ME
みーぬ
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観察系記録ライター
義母との複雑な関係をきっかけに、 “家庭”という名の舞台に仕込まれた違和感を見逃さず、 観察・分析・記録を始めました。 このブログでは、 心を守るための言葉を綴っています。 最初は、誰にも言えない気持ちの吐き出し。 でも、記録しながら自分の感覚を取り戻し、 今は“自分で自分を守れる言葉”を紡いでいます。 私にとって「書くこと」は、 日々のズレや不安から自分を切り離す、小さなサバイバル術です

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